愛してるって言って

視線だけそらしながらそう口を開くと、それを塞ぐように蒼ちゃんは唇を重ねてきた。


あまりにも突然のことに吃驚しすぎて目を見開く。


そんなあたしに、蒼ちゃんはすぐに唇を離して、ぶはっと噴き出した。



「すず、可愛すぎ」


「なっ!」


「やべー、もう離せないわ」


「え」



蒼ちゃんは溜め息混じりにそう言いながらぎゅっと抱き締めてきたけれど、その言葉の意味を考えるとどきどきと鼓動が速くなる。



「すず」


「な、何!?」



蒼ちゃんに何を言われるのかと、さらに鼓動が速くなる。


それを抑えるように深呼吸するけれど、そんなの全く意味がなくて。