愛してるって言って

そんないっぱいいっぱいのあたしに、蒼ちゃんはまた距離を縮めながら、低い声で囁いた。



「なあ、愛してるって言ってみて?」


「え!?」


「え、じゃないの。すずが俺にプロポーズしたんだろ?」


「えぇっ!?」


「何驚いてんだよ?」


「だ、だって! あたしがいつプロポーズなんか……」



縮まりすぎていた距離を空けるように、目の前の胸を押しながらそう言うと、蒼ちゃんはふっと瞳を細める。



「顔を真っ赤にして『そうちゃんのおよめさんになりたい!』って言っただろ」


「なっ!」



それって……プロポーズなの!?