いつも蒼ちゃんに抱きついても返してくれることはなかったのに、こうやってぎゅっと抱き締められているなんて、夢のようで。
あまりにも嬉しくて胸に頬をすりすりしてしまう。
そんなあたしに蒼ちゃんはふっと笑う。
「ずっとこうやって抱き締めたかった。けどそんなことしたらそれ以上を求めて止まらなくなりそうだから、我慢してた。
なのに、すずはいっつも煽るように抱きついてくるし。俺がどれだけ我慢してたかわかってんの?」
「え」
蒼ちゃんは抱き締めている腕の力を抜いて顔を覗き込んできた。
「やっと手に入ったんだ。もう離さないからな」
そのままゆっくりと距離を詰めてくる蒼ちゃんに、自然と目を閉じる。
けれど、待てど暮らせど来るはずのものが来なくて。
あまりにも嬉しくて胸に頬をすりすりしてしまう。
そんなあたしに蒼ちゃんはふっと笑う。
「ずっとこうやって抱き締めたかった。けどそんなことしたらそれ以上を求めて止まらなくなりそうだから、我慢してた。
なのに、すずはいっつも煽るように抱きついてくるし。俺がどれだけ我慢してたかわかってんの?」
「え」
蒼ちゃんは抱き締めている腕の力を抜いて顔を覗き込んできた。
「やっと手に入ったんだ。もう離さないからな」
そのままゆっくりと距離を詰めてくる蒼ちゃんに、自然と目を閉じる。
けれど、待てど暮らせど来るはずのものが来なくて。


