「すず」
「……」
「もう、俺のことはなんとも思ってない?」
……好き、だよ。
めちゃくちゃ大好きだよ。
言いたい。言ってしまいたい。
けれどいろんな事が走馬灯のように頭の中を駆け巡ってしまったから、やっぱり何も言えなくて。
顔を上げることもできなくて膝の上でぎゅっと拳を握りしめる。
「そっか。……ん、わかった」
あたしが何も答えないからか、気配で蒼ちゃんが立ち上がったのがわかった。
「突然ごめんな」
その声にぱっと顔を上げる。
そのときには蒼ちゃんはもう背中を向けていて。
ドアの方へ歩いていくのを見ていると、ずきずきと胸が痛みだす。
このままこの背中を見送ってもいいの?
後悔しないの?
「……」
「もう、俺のことはなんとも思ってない?」
……好き、だよ。
めちゃくちゃ大好きだよ。
言いたい。言ってしまいたい。
けれどいろんな事が走馬灯のように頭の中を駆け巡ってしまったから、やっぱり何も言えなくて。
顔を上げることもできなくて膝の上でぎゅっと拳を握りしめる。
「そっか。……ん、わかった」
あたしが何も答えないからか、気配で蒼ちゃんが立ち上がったのがわかった。
「突然ごめんな」
その声にぱっと顔を上げる。
そのときには蒼ちゃんはもう背中を向けていて。
ドアの方へ歩いていくのを見ていると、ずきずきと胸が痛みだす。
このままこの背中を見送ってもいいの?
後悔しないの?


