愛してるって言って

それと同時に身体中が一気に熱くなる。


慌ててタンスからTシャツ短パンと下着を取り出すけれど、目の前には相変わらず蒼ちゃんがいて。



「蒼ちゃん」


「ん?」


「ちょっとあっち向いてて」


「ああ」



そのまま蒼ちゃんが背中を向けたのを見て、慌てて服を着る。



「も、いいよ」



あたしがそう言っても、背中を向けたままの蒼ちゃんを見ながらふと思う。



「蒼ちゃん」


「ん?」


「見て、ないよね?」


「は? 背中向けてただろ?」


「じゃなくて……」


「ん?」


「さっき、運んでくれたとき」


「……」



そのまま黙り込んだ蒼ちゃん。


もしかして、



「見たの?」