「ただいま」
と言いながら靴を脱いで家の中に入っていく圭ちゃんの後ろを、ぼそりと呟くような声で、
「……お邪魔します」
と言ってついていく。
いつもなら帰ってすぐにちゃんとリビングに顔を出して、絢華ママの顔を見ながらもう一度『ただいま』と言うのに、それすらせずに二階へ上がろうとする圭ちゃんに「それでいいの?」と言いたい気持ちもありながら、ほっとしている自分もいて。
だって、蒼ちゃんは自分の部屋にいるかもしれないけれど、もしリビングにいたら……と思うと、そうしてくれてよかったと思ってしまう。
と言ってもこの家にいる限り、今日は会わないという選択肢はないんだけれど。
それでもそれを少しでも先に引き延ばしてしまいたいと思ってしまっている。
そんな自分に小さく溜め息をつきながら圭ちゃんについていった。
と言いながら靴を脱いで家の中に入っていく圭ちゃんの後ろを、ぼそりと呟くような声で、
「……お邪魔します」
と言ってついていく。
いつもなら帰ってすぐにちゃんとリビングに顔を出して、絢華ママの顔を見ながらもう一度『ただいま』と言うのに、それすらせずに二階へ上がろうとする圭ちゃんに「それでいいの?」と言いたい気持ちもありながら、ほっとしている自分もいて。
だって、蒼ちゃんは自分の部屋にいるかもしれないけれど、もしリビングにいたら……と思うと、そうしてくれてよかったと思ってしまう。
と言ってもこの家にいる限り、今日は会わないという選択肢はないんだけれど。
それでもそれを少しでも先に引き延ばしてしまいたいと思ってしまっている。
そんな自分に小さく溜め息をつきながら圭ちゃんについていった。


