愛してるって言って

そんな圭ちゃんについていきながら視線だけでちらりと見上げると、


その横顔はいつも通りに見えるけれど、握られた手にはさっきよりもぎゅっと力が入っているし、歩くスピードもさっきよりは少し遅くなっている。


正直今、蒼ちゃんと会ったときに普通に振る舞えるという自信はないけれど、圭ちゃんを不安にさせないためにも普段通りでいられるように頑張らなきゃ。


そして圭ちゃんを安心させてあげたい。


だって、今のあたしにとって一番大切な人は圭ちゃんなんだから。