その瞬間あたしの心臓は、圭ちゃんとキスをしていたときに跳ねた鼓動の音と比にならないくらいの大きさで、どきんっと大きく音をたてた。
「ん? どうした?」
突然慌てるように顔を伏せたあたしに、圭ちゃんは首を傾げながら顔を覗き込んでくる。
「ううん……ちょっと、恥ずかしくなっただけ」
ぼそぼそと呟くようにそう言ったあたしの言葉を圭ちゃんはやさしく微笑みながら「そっか」と言って信じてくれた。
けれど。
圭ちゃんとのキスのあとに視線をそらした先で、あたしの視界に入ってきた大きな瞳のせいで、あたしの心臓はそれからずっとあり得ないくらいに大きく鳴り響いている。
あの瞳がやさしく細められる瞬間が凄く好きだった。
あのやさしい瞳に見つめられるのが好きだった。
――蒼ちゃん。
「ん? どうした?」
突然慌てるように顔を伏せたあたしに、圭ちゃんは首を傾げながら顔を覗き込んでくる。
「ううん……ちょっと、恥ずかしくなっただけ」
ぼそぼそと呟くようにそう言ったあたしの言葉を圭ちゃんはやさしく微笑みながら「そっか」と言って信じてくれた。
けれど。
圭ちゃんとのキスのあとに視線をそらした先で、あたしの視界に入ってきた大きな瞳のせいで、あたしの心臓はそれからずっとあり得ないくらいに大きく鳴り響いている。
あの瞳がやさしく細められる瞬間が凄く好きだった。
あのやさしい瞳に見つめられるのが好きだった。
――蒼ちゃん。


