「おっちゃん、ひとつ頂戴」
すぐに手渡された、割り箸に付いたふわりと雲が浮かんだような真っ白な綿を、今度は圭ちゃんが「ん」と言いながらあたしの目の前に差し出した。
「ありがと」
左手を繋がれているから、右手でそれを受け取ってすぐに口をつける。
「美味しい」
ここに来るたびにいつも食べているとはいえ、三年前に来たっきりだから、これを口にするのも三年ぶり。
口の中に広がった甘さに懐かしさを覚えていると、隣から顔が近づいてきてパクリとかぶりついた。
「あめぇ」
眉間に皺を寄せながら親指で口許を拭う仕草に、どきんっと鼓動が跳ねる。
慌てて視線をそらしたけれど、一度動き出すとなかなかおさまらなくてどんどん加速していく。
すぐに手渡された、割り箸に付いたふわりと雲が浮かんだような真っ白な綿を、今度は圭ちゃんが「ん」と言いながらあたしの目の前に差し出した。
「ありがと」
左手を繋がれているから、右手でそれを受け取ってすぐに口をつける。
「美味しい」
ここに来るたびにいつも食べているとはいえ、三年前に来たっきりだから、これを口にするのも三年ぶり。
口の中に広がった甘さに懐かしさを覚えていると、隣から顔が近づいてきてパクリとかぶりついた。
「あめぇ」
眉間に皺を寄せながら親指で口許を拭う仕草に、どきんっと鼓動が跳ねる。
慌てて視線をそらしたけれど、一度動き出すとなかなかおさまらなくてどんどん加速していく。


