小さい頃はいつも蒼ちゃんと優華ちゃんがあたしや圭ちゃんを一緒に連れていってくれた。
いつも蒼ちゃんと手を繋いで歩いていた。
あたしが『わたがしがたべたい』と言えば綿菓子を買ってくれたし、『きんぎょがほしい』と言えば金魚すくいでたくさんの金魚をとってくれた。
「涼夏?」
圭ちゃんは、黙り込んでしまったあたしの顔を覗き込んできたけれど、あたしまた蒼ちゃんのことを考えてしまっていた。
圭ちゃんと付き合い始めてからはそんな時間は減っているけれど、それでも蒼ちゃんとの思い出が多すぎて、ふとしたときについそれを思い出していろいろ考えてしまう。
「ごめんごめん。七夕祭り一緒に行こう」
もしかしたら行くことによって、また蒼ちゃんのことを思い出してしまうかもしれない。
ていうか、思い出すと思う。
けれど、それ以上に圭ちゃんとの思い出を増やしていけばいい。
そしたらいつかきっと圭ちゃんとの思い出の方が多くなって、蒼ちゃんのことを思い出さなくなるはずだから。
いつも蒼ちゃんと手を繋いで歩いていた。
あたしが『わたがしがたべたい』と言えば綿菓子を買ってくれたし、『きんぎょがほしい』と言えば金魚すくいでたくさんの金魚をとってくれた。
「涼夏?」
圭ちゃんは、黙り込んでしまったあたしの顔を覗き込んできたけれど、あたしまた蒼ちゃんのことを考えてしまっていた。
圭ちゃんと付き合い始めてからはそんな時間は減っているけれど、それでも蒼ちゃんとの思い出が多すぎて、ふとしたときについそれを思い出していろいろ考えてしまう。
「ごめんごめん。七夕祭り一緒に行こう」
もしかしたら行くことによって、また蒼ちゃんのことを思い出してしまうかもしれない。
ていうか、思い出すと思う。
けれど、それ以上に圭ちゃんとの思い出を増やしていけばいい。
そしたらいつかきっと圭ちゃんとの思い出の方が多くなって、蒼ちゃんのことを思い出さなくなるはずだから。


