愛してるって言って





「お邪魔しまーす」



ついこの間中間テストが終わったばかりだと思っていたのに、気がつけば明日から期末テスト。


今回も圭ちゃんが一緒に勉強してくれるって言ってくれたから、甘えることにした。



いつものように折り畳み式の小さなテーブルに向かい合って座る。


圭ちゃんが参考書とノートを広げて勉強し始めた。


それを無意識にじっと見ていたらしく、



「何だよ?」


「え」


「わからねぇとこでもあるのか?」


「ううん、ないよ」


「はあ? じゃあ何でこっちばっか見てんだよ?」



圭ちゃんは溜め息混じりにそう言って眉を寄せる。


そして「そんなに見られていると集中できねーだろ?」と付け加えると、シャーペンをコトンとテーブルに置いて、左手で頬杖をついた。