「圭ちゃん……」
やさしすぎる表情に思わずすがりたくなって手を出しかけたけれど慌てて引っ込める。
圭ちゃんの想いを受け入れる決心もついていないのに、この手を出すわけにはいかない。
そのまま二人で外へ出ると、昼間とは違って冷たい風を肌で感じる。
昼間は半袖になりたいくらいに暑いのに、夜になるとまだ少し肌寒くて一枚羽織りたくなる。
思わず二の腕をさすると、
「寒い?」
圭ちゃんが顔を覗き込みながら訊いてきた。
「ううん、大丈夫」
少しひやっと感じただけで、寒いわけではない。
あたしがそう言うと、圭ちゃんはやさしく微笑みながら手を伸ばしてあたしの手を握ってきた。
しかもぎゅっと力を込めて。
その力強さが、蒼ちゃんのことで傷付いたあたしの心をあたためてくれるようで、凄く嬉しかった。
やさしすぎる表情に思わずすがりたくなって手を出しかけたけれど慌てて引っ込める。
圭ちゃんの想いを受け入れる決心もついていないのに、この手を出すわけにはいかない。
そのまま二人で外へ出ると、昼間とは違って冷たい風を肌で感じる。
昼間は半袖になりたいくらいに暑いのに、夜になるとまだ少し肌寒くて一枚羽織りたくなる。
思わず二の腕をさすると、
「寒い?」
圭ちゃんが顔を覗き込みながら訊いてきた。
「ううん、大丈夫」
少しひやっと感じただけで、寒いわけではない。
あたしがそう言うと、圭ちゃんはやさしく微笑みながら手を伸ばしてあたしの手を握ってきた。
しかもぎゅっと力を込めて。
その力強さが、蒼ちゃんのことで傷付いたあたしの心をあたためてくれるようで、凄く嬉しかった。


