祐『…倉庫?なんだろ、ここ…失礼しまーす』

小さな声で一応挨拶をして中へと入った

「誰だ!?」
「おんな、のこ…?」
「誰かの彼女か?」
「それとも…」

独りでに噂のように広まり、私はそこに居た人に囲まれた

怖そうな人
優しそうな人
可愛い感じの人
かっこいい人
いろんな人がいた

でもそこには廉斗はいなかった