廉「…なるべく早く来たかったんだけどさ、1年もかかったし、電話とかで声聞いたら会いたくなるし、全部俺の都合。ごめん」

美『…最初に会いにいくって言った』

廉「それ、は…や、言い訳なんて出来ねぇな。ごめん」

美『…でも帰ってきてくれた』

廉「当たり前だっての。爺ちゃんに結婚したいやついるから戻るって言ってきたんだからな」

美『…え?結婚!?』

廉「うん。俺と結婚してくれませんか?」

一度腕が緩まり見つめられる

美『っ…はい』

廉「っし!じゃ婚姻届出しいこ?」

美『え?いきなり!?』

廉「…ダメ?俺18になったし法律的には問題ないけど」

美『あ、誕生日おめでとう』

廉「…遅い。美穂から連絡来ないのが一番傷ついた」

美『…自分だって誕生日に連絡くれなかったのに』

廉「それのあてつけ?」

美『わかってるくせに』