廉「…美穂、話あんだけど」

美『…?』

廉斗くんの言い方で嫌な話かなって直感したの。
別れ話だったら嫌だよ…

廉「…あー、や、とりあえずさっきの話。何度も言うように俺は美穂しか見てないから」

真剣な顔をして言うから恥ずかしくなって下を向いてしまった

廉「…下向かないで?」

ゆっくり廉斗くんの方を向いた

廉「ん。んで、茉希は俺の姉だから」

…あれ?姉って言った?

美『お、お姉さん?』

廉「ま、義理のだけどな?俺の兄弟は祐季だけだし。茉希ブラコンすぎっから。俺にも…兄貴にも」

美『…お兄さんもいるの?』

廉「8歳上だけどなー。いるよ」

美『そう、なんだ』

私廉斗くんのこと何も知らないなー…