美『…失礼しまーす…』

そっと病室へと入った


廉斗くんは刺された背中が痛いみたいで窓の方を向いていた


そんな背中さえも愛おしくなってちょっと泣きそうになった





廉斗くん…大好き


心の中でそっと呟いた


その瞬間廉斗くんがゆっくり振り向いた