男嫌いのお姫様【完】

倉庫へ入ると下っ端が次から次へと声をかけてきた

「あ、おかえりなさい」
「廉斗さん!」
「総長!!」


廉『ん、ただいま』

「やっぱかっけぇ」
「俺らの総長なー」

廉『ふは』

思わず笑ってしまった

「そ、総長?」
「廉斗さん?」

廉『なんでもないよ』

そう言うと下っ端一人の頭を撫でた

「うわっ」
「いいなーお前」
「ずりぃ」