廉『…死んだか…』


寝ると言って部屋に戻ったが、寝れるわけもなく、そのまま朝、夕方と時間を過ごしていた

翠「コンコン…入りますよ?」

廉『…ん』

翠「…廉斗、顔色が悪い。寝れてないんですか?」

ドアを開け、俺の顔を見るなり翠は言った

廉『翠…俺もうどうしたら、いいかわかんねぇよ…』

俺の言葉を聞くとすぐ総長室へ入り鍵を閉める

翠「…どうした?」

廉『……あいつ亡くなったって…で、手紙なんか…今更…読むわけねぇのに…』

翠「…そうでしたか…。とりあえず今は寝ましょう?美穂も心配してた」

廉『……寝れねぇんだ。怖い…』

翠「私がいますから大丈夫ですよ」

廉『…うん』

その言葉を聞くと俺は眠りについた