まさか廉斗くんが追いかけてくるなんて思わなかった

話を聞いてと言われたものの浴衣が着崩れたままの廉斗くんを直視できないため、そのまま聞いた

廉「んー、まぁ、結論から言うと祐季は彼女じゃない。つか好きじゃない」

美『だ、だって好きじゃないのに抱き合って…』

廉「や、好きじゃないって言ったら語弊があるけど、恋愛感情はないし、おきない」

美『…え?』

廉「つか、はっきり言うと俺と祐季兄妹だからね?」

美『…え!?』

思わず振り返ってしまった

廉「やっとこっち向いた。実は兄妹。てか双子なんだけど」

美『えぇ!?』

廉「そんな似てねぇかな」

美『に、似てない…』