たどり着いた先は屋上

廉『ハァ…美穂?』

美「な、なんで…」

廉『や、走られたら追いかけるだろ。にしても浴衣走りにくいな』

走ったせいで浴衣が着崩れていた

廉『つか、誤解してね?』

美「誤解…?」

廉『俺と祐季の関係』

してたらいいな、なんてな

美「ご、誤解なんて…」

廉『してなかったら抱き合ってんの見て逃げ出さないっしょ』

美「…してない」

廉『…まぁいいや。向こう向いたままでいいから話聞いて』