昨日廉斗くんからのLINEが少しだけ嬉しかったの
なんでだろう


そんなことを考えながら登校した


玲「美穂おはよー!!」

美『あ!玲那おはよっ!今日も騒がしいね!』

玲「廉斗くんたちね〜」


今日も女子たちは騒いでいた

「れ、廉斗さま!?」
「やばい…鼻血でる…」
「かっこよすぎ…」
「あれはずるいよ…」
「廉斗さま〜きゃ〜!!!!」


美『今日はいつもよりすごいね?』

玲「そうね〜!何かあったのかな?」

美『なにかって……え???』

女子たちの間から黒髪の廉斗くんが見えた

玲「く、黒髪???」

美『昨日の夜まで茶髪だったのに…』

玲「元がいいからあれはあれで…」

美『…かっこいい』

玲「美穂がかっこいいって言うなんて珍しい」

私は無意識に言っていたらしく、廉斗くんに見惚れていた様だ
玲那の言葉も聞こえないほどに