炭酸キャンディ





「そろそろ帰るか?」

「うん」


しばらくダラダラしていたら


あたりはオレンジ色に染まっていて


リビングによってお姉さんに挨拶をしてから


玄関の扉を開けようとした...とき



あたしが開けるのと同時にドアは開き


そこには「わっ...びっくりした」



....だれ?


見たこともないくらいの可愛い女の人が立っていた


ダークブラウンのロングヘアに真っ白な肌で


ガラス加工みたいな繊細さで上品で...


一言じゃ表しきれないほどの超美少女


するとあたしの後ろから「おっ美咲」と


声がして「えっ?」と振り向くとそこには


それほど驚きもせず当たり前のような顔をする駿。



みさ...き?


「駿...もしかしてこの子?」


すると次はまえからそんな可愛らしい声が聞こえると


彼女はくるんとカールされたまつげをぱちぱちとして


綺麗なビー玉みたいな目にあたしを映した