「この間の体育祭、タオル渡そうとしたのに女の子に囲まれちゃってるし。あたしのバレーも見てくれるかなぁなんて期待してたのに一度も顔見せてくれないと思ったら彼女ができたのね」
そして「駿にも彼女ねぇ」と美咲は俺を見て笑う
「いやでも俺そのときに初めて恋と会ったんだ」
「恋..?」
「あ...彼女」
「ふぅん恋ちゃんって言うんだぁ」
するとねーちゃんがイキナリ横から入ってきて
「え!あんたこの短期間で落としたの!?」と
大きな瞳をさらに大きくして俺を見た
「や、まぁ一目ぼれしたんだよ」
...これは本当だ。
あの日直哉に教えてもらわないときっと未だに恋に出会えてなかったから。
「駿が一目ぼれね~にしてもよっぽど可愛い子なんだろうね」
「まぁな...」
可愛いのは否定できない
けどそれ以上に素直で純粋ですっげー一生懸命な
そんなところに俺は惚れたのかもしれない
「今度紹介してよっ2年生でしょ?」
「あぁ、わかったよ」
俺はそう言ってリビングを後にした
このあとどうなるかなんて知らずに

