え...なに、このドキドキ
隣にいるだけなのに抱きしめられていたときより
緊張してるよ...
あたしはワンピースの裾をぎゅっと握った
「恋」
呼ばれて咄嗟に振り向くと同時に
あたしはキスをされた
だけどそれは一瞬で
すぐに視界がぱぁっと明るくなったかと思えば
目の前で顔を赤くした駿が
あたしから目をそらした
「んな顔すんなよ...」
「えっ」
まって...あたし、そんな変な顔してた?
はっはっずかし...
「ごめんね...」
「いや別に謝ることじゃなくて...」
それからもう一度名前を呼ばれると
次はさっきより少し長めにキスをされた
はじめてしたキスの味は
すこし甘かった

