「昼飯どーする」
俺んち今なにもねぇやとベッドに腰掛けた駿に
智也君は「お邪魔させてもらってるし、買ってくるわ」と
麗を見て言った。
「うん!近くにお弁当屋さんあったよね?確か」
「まぁ、あるけど」
「じゃ行ってきます!」
「本当にいいのか?」
「あったりめーよ」
えっ...これ、あたしも行くべきだよね?
お邪魔させてもらってるし...
「あっあたしも」
そう言いかけて立ち上がろうとすると
「お前はいーの」
グイっと腕を引っ張られてそのままバランスを崩して
気がつけば駿の腕の中。
と、同時にパタンとドアは閉まった
少しの沈黙
ドキンドキンと高鳴る鼓動。
冷静に考えてみればこれって
図書室でいきなり抱きしめられて以来...
そう思うとさらに体中が熱くなってきた
でもふわっと体が解放されると「座れよ」
ベッドの隣に座るように言った駿のその声はいつもより落ち着いてる

