佐田さんを振り返ると、濡れてしまった運転席のシートを丁寧に拭いている。
もっと一緒にいたかったけど、このままじゃ佐田さんこそ風邪を引いてしまう。
「佐田さん、早くシャワー浴びて着替えて下さいね」
京極に連れられて歩きながら、振り返った状態で声を掛けると、佐田さんが車から大きな体を出し、笑顔で頷いた。
「くららは佐田には優しいな」
京極が面白くなさそうにそう言ったが、答えようがないので聞き流した。
誰もいないエントランスを抜け、廊下を昼間来た時とは逆方向にずんずん歩き、一番奥の扉を開けると、そこはレストランの厨房並に広くて本格的なキッチンだった。
もっと一緒にいたかったけど、このままじゃ佐田さんこそ風邪を引いてしまう。
「佐田さん、早くシャワー浴びて着替えて下さいね」
京極に連れられて歩きながら、振り返った状態で声を掛けると、佐田さんが車から大きな体を出し、笑顔で頷いた。
「くららは佐田には優しいな」
京極が面白くなさそうにそう言ったが、答えようがないので聞き流した。
誰もいないエントランスを抜け、廊下を昼間来た時とは逆方向にずんずん歩き、一番奥の扉を開けると、そこはレストランの厨房並に広くて本格的なキッチンだった。


