澄んだ瞳

「藍ー?居る?」



出た。最悪。千紘だ。



「あ、遥輝くん!来てたんだぁ〜」



「うん、藍ちゃんたちがおもしろそうな話をしててね」



千紘は遥輝さんと特に仲が良く、2年生で唯一君付けしている男だ。



「なんでも千紘と藍ちゃんが付き合ってるとか何とか」



言わないでください遥輝さん!!



「…………えぇー?俺と藍が?いつの間に?」



「いや付き合ってないから!!!」



コイツと話してると頭が悪くなりそう!!



「もう!悠衣ちゃん行こ!!!」



「あっうん、田宮先輩、花芽未くん、またね!!」



手をふる遥輝さんと千紘を無視して私は悠衣ちゃんの手を握ったままその場を去った。