チャイムがなり、一斉に皆席を立つ
佳音はもう大丈夫そうかな?と様子を伺う
「先生のケチ!少しだけ!ね!」
いつもどおりのテンションだ、安心安心
「もも!」
名前を呼ばれ後ろを振り返る
「なんだ佳音か」
「あのさ部活体験行く?」
「あぁ、興味ない」
と大嘘をつく、実は茶道部に興味があるけど、言っても馬鹿にされるだけだ
「茶道部行こうよ!!!!!」
「は??」
何故だ?佳音が茶道部に興味があるわけない、さっきだってバスケに入るって…
「ほらほら!いいからいいから!」
「え?ちょちょちょ!」
佳音に腕を引っ張られ、無理矢理連れてかれる事に
だいぶ機嫌がいいみたいです
