バリバリとポテトチップスを口に運ぶ





「おいひ」



自然に笑みが溢れる





「もお〜あんたお菓子ばっか食べすぎ、体壊すよ?」

「余計なお世話だ」

「ほら、野菜も食べなきゃ、あーん!」





フォークに刺さった緑色の物体、そうピーマンだ、この世で存在してはいけない物だ







「佳音、わざとやってるだろ」

「ごめんごめん、桃が可愛いから悪いの!」



私の頬をムニムニと触るのは、立花佳音、私とは正反対の性格で男に騙されまくってる可哀想な奴だ。顔は可愛いのに勿体無い。








何だかんだ言って一番の友達だ