ある島の恋物語

出発の日。

私は極度の緊張感だった。

「ヨッ、忘れ物はないな、由香」

「ないよ、木村は」

電車の中で他愛もない会話。

「あー、俺大事な忘れ物あったわ」

「引き返せないよ、どうするの」

「今とりに行くから大丈夫」

チュッ。

「出発のキスしてなかったからさ」

私は真っ赤になった。

優子はクスクス笑ってた。

浜口は、彼をからかってた。

泊まるホテルにチェックインした。

「二時間後ロビーな、木村」

「後でな、浜口」

「由香、じゃーね」

私は彼とエレベーターに乗り部屋に向かった。

部屋に入ると私はウロチョロし始めた。

「由香、落ち着けっての」

「私は落ち着いてるって、気のせい木村の」

「せっかく二人っきりになったんだから、離れんなよ」

そう言いながらキスした。

体が熱くなるのが分かった。

「由香って本当可愛いよな」

本当心臓バクバクだった。

彼の顔を見れなかった。

「島離れても、由香をずっと好きでいる自信ある」

「私も木村が好きだよ、本当に大好き」

自分からキスした。

彼は真っ赤になってた。