妄想→現実




そして待つこと1分ぐらい。


人影が1つ見えた。


来た!ヤバイ、心臓がバクバクしてる。


「佐々野さん、来てくれたんだ。ありがとう。」


現れたのは同じ学年で、人気ナンバーワンの木野 侑哉(キノ ユウヤ)くんだった。


嘘、木野くんが差出人?


いや、これは夢だ。絶対夢だ。


いろいろと考えていると、木野くんは私の目の前に来ていた。