商店街の中にあるお菓子の専門店でスナック菓子やらジュースやらを買い込んで、ユイちゃんの家を目指す。
「私も荷物持つよ?」
買ったお金は立花君が全部払ってくれて、おまけに荷物まで持たせてしまって申し訳ないので、せめてそれぐらいは、と思ったのだけれど、
「大丈夫!これぐらい持てるし、気にしないで」
そう言って平気そうに両手を掲げて笑う。私も意地をはって彼の厚意を無駄にしたくないから「ありがとう、でもしんどくなったら言ってね」と言うのに留めておく。
「柊さん、優しいよね」
「え?そんなこと……」
「ううん、優しいよ。みんなももっと柊さんの良さを知ったら、みんな好きになると思う」
それは買い被りすぎなんじゃと思う反面、嬉しくて顔が綻ぶ。
「でも……ちょっとそれは嫌だな」
え、どういうことなんだろ?言葉の真意が読めなくて訊ねようとしたけれど、ちょうど目的の美容室が見えてきて、
「いや、久しぶりだなぁ!彰さん、元気かな」
はしゃぐ子供みたいな笑顔を私に向けて、足早に行ってしまう。そして扉の前で振り向いて、早く早くと口パクで呼ぶ。私は小さな疑問に首を傾げながら、足を急がせた。
「私も荷物持つよ?」
買ったお金は立花君が全部払ってくれて、おまけに荷物まで持たせてしまって申し訳ないので、せめてそれぐらいは、と思ったのだけれど、
「大丈夫!これぐらい持てるし、気にしないで」
そう言って平気そうに両手を掲げて笑う。私も意地をはって彼の厚意を無駄にしたくないから「ありがとう、でもしんどくなったら言ってね」と言うのに留めておく。
「柊さん、優しいよね」
「え?そんなこと……」
「ううん、優しいよ。みんなももっと柊さんの良さを知ったら、みんな好きになると思う」
それは買い被りすぎなんじゃと思う反面、嬉しくて顔が綻ぶ。
「でも……ちょっとそれは嫌だな」
え、どういうことなんだろ?言葉の真意が読めなくて訊ねようとしたけれど、ちょうど目的の美容室が見えてきて、
「いや、久しぶりだなぁ!彰さん、元気かな」
はしゃぐ子供みたいな笑顔を私に向けて、足早に行ってしまう。そして扉の前で振り向いて、早く早くと口パクで呼ぶ。私は小さな疑問に首を傾げながら、足を急がせた。



