夏休みの浮かれた空気、熱気に歪む景色。隣を盗み見れば、幻のようで幻でない立花君が無心でソフトクリームを頬張っている。
これはきっと夏の雪が降るだろう。それはもう吹雪だ。そんな風に思うくらい、いまだに信じられない。
好きな人と二人並んで歩く。私が憧れて夢を見ていたことが、現実になっているのだ。熱に浮かされているような感覚。でも、このドキドキはなんだか心地がいい。
盗み見る、というよりも、もう凝視していたみたいで、立花君は食べるのを止めて私に目を向けると、少し照れるように笑って……
「溶けてるよ」
溶けだしていたソフトクリームがコーンに流れているのを指で掬って、それを舐めた。
「早く食べなきゃ俺が食べちゃうよ?」
一瞬、放心状態だったが、立花君の口が私の持つソフトクリームに近づいて慌てて食べ始める。
隣からは楽しそうな笑い声。ちらりと見てみると、目が合う。立花君の笑顔はどんな人でも笑顔にさせる。そして、また私の気持ちは大きく募っていくんだ。
これはきっと夏の雪が降るだろう。それはもう吹雪だ。そんな風に思うくらい、いまだに信じられない。
好きな人と二人並んで歩く。私が憧れて夢を見ていたことが、現実になっているのだ。熱に浮かされているような感覚。でも、このドキドキはなんだか心地がいい。
盗み見る、というよりも、もう凝視していたみたいで、立花君は食べるのを止めて私に目を向けると、少し照れるように笑って……
「溶けてるよ」
溶けだしていたソフトクリームがコーンに流れているのを指で掬って、それを舐めた。
「早く食べなきゃ俺が食べちゃうよ?」
一瞬、放心状態だったが、立花君の口が私の持つソフトクリームに近づいて慌てて食べ始める。
隣からは楽しそうな笑い声。ちらりと見てみると、目が合う。立花君の笑顔はどんな人でも笑顔にさせる。そして、また私の気持ちは大きく募っていくんだ。



