公園は、昼間と夜では姿が全然違って見える。外灯の下のベンチに二人並んで座って、子供たちに置き去りにされたような遊具を黙って眺めていた。
「俺の話、聞いてくれる?」
「うん、聞かせて」
「……やっぱ、やめようかな」
「どうして?」
「俺の話、あんまり格好良くない」
「クレーンゲームの話?」
「今日は調子出なかっただけで、あれは俺の実力の何分の一も出てないんだよ」
「ふふ、そっか。じゃあ、なに?」
彼は自分の足元を見下ろして、ゆっくりと息を吐いた。
「ぶっちゃけちゃうと、俺、今まで、誰かに告白されて付き合ったことしかなかったんだ」
「うん」
「誰かが俺を好きになってくれるのは嬉しかった。だから、どんな風に振る舞えば自分を好きになってくれるかをずっと考えてた」
「そんな思考は考えたことなかったな」
「俺も……今では馬鹿な考えだと思う」
「俺の話、聞いてくれる?」
「うん、聞かせて」
「……やっぱ、やめようかな」
「どうして?」
「俺の話、あんまり格好良くない」
「クレーンゲームの話?」
「今日は調子出なかっただけで、あれは俺の実力の何分の一も出てないんだよ」
「ふふ、そっか。じゃあ、なに?」
彼は自分の足元を見下ろして、ゆっくりと息を吐いた。
「ぶっちゃけちゃうと、俺、今まで、誰かに告白されて付き合ったことしかなかったんだ」
「うん」
「誰かが俺を好きになってくれるのは嬉しかった。だから、どんな風に振る舞えば自分を好きになってくれるかをずっと考えてた」
「そんな思考は考えたことなかったな」
「俺も……今では馬鹿な考えだと思う」



