午後からの授業を淡々と受けて、それから放課後になって。クラスでは文化祭でやる縁日の飾り付けなどの準備で賑わっていた。
100均や雑貨屋に小物や材料を買いに行ったり、作れる物は手作りで。例えば、鳥居や賽銭箱は段ボールを使って作っている。
私は、夜空に上がる花火を演出するため、黒い画用紙に切り込みを入れてカラーセロファンを貼り付け、窓にはめ込むとステンドグラス風になる物を担当していた。
机を前に寄せて皆が床に座り込んで作業をしているが、私は一番後ろの端の席を借りて、一人黙々と画用紙をカッターで切っていく。
飛び散る花火を一つ、一つ。
『あんたが王子と似合う訳がないから』
切っては取って、切っては取って。
『地味でダサい自分が王子のことが好きなんて』
黒くて不揃いな破片が散らばっていく。
『身の程をわきまえた方が……』
カッターを握る手にぎゅっと力が入る。すると、突然に机が揺れた。どうやらふざけていたクラスの男子がぶつかってきたようだった。
100均や雑貨屋に小物や材料を買いに行ったり、作れる物は手作りで。例えば、鳥居や賽銭箱は段ボールを使って作っている。
私は、夜空に上がる花火を演出するため、黒い画用紙に切り込みを入れてカラーセロファンを貼り付け、窓にはめ込むとステンドグラス風になる物を担当していた。
机を前に寄せて皆が床に座り込んで作業をしているが、私は一番後ろの端の席を借りて、一人黙々と画用紙をカッターで切っていく。
飛び散る花火を一つ、一つ。
『あんたが王子と似合う訳がないから』
切っては取って、切っては取って。
『地味でダサい自分が王子のことが好きなんて』
黒くて不揃いな破片が散らばっていく。
『身の程をわきまえた方が……』
カッターを握る手にぎゅっと力が入る。すると、突然に机が揺れた。どうやらふざけていたクラスの男子がぶつかってきたようだった。



