福沢「貴女のその瞳、とても綺麗ですね!!」
志乃「…………はぁ?」
我ながら、それはそれは間抜けな声だった。
目がテンになっているあたしをよそに、福沢は一人で勝手に喋り出す。
福沢「いやー!そのような美しい瞳は今まで生きてきた中で初めて拝見させていただきました!」ニコッ
……どうやらこいつは本当に、心の底からそう思っているらしい。
初めてだ。そんなことを言われたのは。
志乃「……きれい……?」
福沢「ええ!ついこの間エゲレスへ渡った時に見物した、ルビーなる宝石のようです!」
志乃「は、はぁ。」
あんまり笑顔で語り出すもんだから、あたしまでつられて笑ってしまった。


