志ーこころー 【後編】



すると、福沢はあたしの顔をのぞき込んできた。




あ、まずい。



この目、見られたかな。




さりげなく顔をそらしていたから、変に思われたかも。




毎度のことながら、胃袋を鷲掴みされているような気分になる。




手のひらから、嫌な汗が出てきた。