志ーこころー 【後編】



なんとなく、嫌な予感がするのは気の所為じゃないはず……。



思おきって顔をあげたら、そこには心配そうにしゃがんであたしの顔をのぞき込むやつの顔。




目がばっちりとあった瞬間、にゅ、と、相手の手があたしへと伸びてきた。



反射的に目をつむった。




なになになになに!!!!!





ギュッ





志乃「あ?」





なにをされるのかと身構えていたら、あろうことかやつはあたしの鼻をつまんできた。