志ーこころー 【後編】




その堂々たる姿を、これでもかと目に焼き付けた。



なんだか、今のあたしにぴったりの木だと思った。


存在そのものが、異質。



きっと、ほかの人がみたら、こんなことは思わないのかもしれないけれど。




でも、あたしには分かってしまうのだ。



溶け込んでいるように見えて、実はそうではないことを。