女総長はお嬢様(2)



<直哉said>

つい声出しちゃったか

でも、

志織が努力してないわけがないんだ

雅「何が違うんだよ」

直「志織は毎日夜遅くまで鍛錬してた」

毎日傷を作りながらも

仲間のためにと頑張っていた

直「お前の努力が足りなかっただけだ」

雅「うるさい!!」

直「雅」

雅の気持ちは分からなくもない

だけど

この世界は力が絶対だ

遼「…俺だって最初は悔しかった」

遼…

遼「でも、志織が総長になってから分かったんだ」

志織は仲間の前では

意地を張って明るく接しているが

本当は人一番苦労している

遼「総長は志織しかいない、ってな」

雅「お前だって総長候補だったんだぞ!!」

遼「確かにそうだった…」

遼だって

最初は悔しかったに決まってる

でも、

それを乗り越えたから今があるんだ

俺の族は

俺が作ったから

そんなことでもめたりしなかった

遼「なにより、俺は志織が総長でよかったと思ってる」