裏と表の私と彼



ここでまさかの香子ご指名。

「お電話代わりました、有科です。」

『あ、有科さん!今日はご迷惑おかけしまして大変申し訳ございませんでした!』

「いえ、お気になさらず。それよりも春が…ほんとにすみません!!」

「ぷっ!!!」
さっきまで自分もあーだったとは知らず春が香子を見て吹き出した。

『いーえ!有科さん、私諦めません。いや、諦めることが出来ないと言った方がしっくりくるかも。』