裏と表の私と彼



「し、紫苑さんどーすんですか…?」




結局その日は一度も泣き声は止まず、咲が中から出てくることもなかった。

「今度こそやらかしましたね。」
「やっぱ、俺のせいだよね…やべーな。」

帰り道、車の中で頭をかく春に香子はある提案をした。

「あ!この前の食事の時ケー番ぐらい交換しましたよね!?こっちから連絡して差し上げたらどーですか!?」

「で、電話で謝れと?」

「そーです☆」