春と香子は良平の待つ事務所へ戻った。 「と、いうことです。」 春によると、街に出てもぎゃあぎゃあ騒がれて落ち着けないしだからといって家にこもるのもやだし…と実家のある田舎へ帰ろうとしていたらしい。 するとナイスなタイミングで父親から連絡がきて話を聞くと、母親が倒れたらしい。 急いで向かったのは良いもののスマホの電源が途中で切れてしまい、どうにもできなかったというのだ。