Love × Love



・●◉◯舜side◯◉●・


「じゃあ舜。
目閉じて?」


衝撃だ。


まさか愛鐘がこんなこと言うとか思ってなかった。


死んでも言わないんじゃないかと、本気で思った事もあったから。


ああ、でも…










…ん?あれ?遅くね?


そんな覚悟いるモンなのか?



「ばーか」


…は?


びっくりして、目を開ける。


「すると思った?」


「…はぁ?」


なんだよコイツ…


普通はそう思うだろ。


「無理じゃん。私からは…」


「なんでだよ?」


ちょっと怒り気味になってしまう。


やっぱり嫌だったのかよ?



すると



愛鐘が俺の腕を持って、目をジーっと見つめる。


こんな時にまで可愛いなとか思ってしまう俺は、


重症だ。


…と思ったら、愛鐘が5cmくらい高くなった。



…背伸び?







ああ!分かった!



「ね?どう考えても無理だよ。
身長が…」


うん。確かに。


15cmくらいの身長差があっては、いくら背伸びしても届かないだろう。


なんで俺は気づかなかったんだ…?


「悪い、愛鐘。俺…「でもね。」


愛鐘が俺の言葉を遮る。



ぎゅっ


愛鐘が抱きついてきた。


「これくらいなら、身長差とか関係なく、私でもできるよね。
でも私はしなかった。
だから迷ってたんでしょ?
ごめんね」



ああ、ヤベ。


そんな引っ付くなよ…


理性飛ぶじゃん



愛鐘を引き離して、俺がしゃかむと…



Chu❤︎


初めての


愛鐘からのキス




この後2人して真っ赤っかになったのは言うまでもなく…


・●◉◯◉●・●◉◯◉●・●◉◯◉●・

the end