・●◉◯舜side◯◉●・ 俺が離れると、力の抜けた愛鐘が倒れ込んでくる。 愛鐘がキスに弱過ぎるって知った日から、極力避けてきたから、 久々で余計効いたか…? 「どう…したの?」 「お前今日、龍騎と喋ってたろ。俺の前で」 「喋ってただけだよ?」 「だからキスで許してやる。 …あと2回な?」 「や、ちょ、んん…!」 宣言通りあと2回すると、愛鐘がとんでもないことを言いだした。