恋物語

夏。
花火祭りがこの街にはある。
「柚衣〜。横山と行ってきたらー?」
横山=横山和也=彼氏♡
「はい!?」
「だってー、付き合ってるんでしょ?」
この人は、心友の田中舞。
「いやいやいや、まだ付き合ったばっかだし…。行きたいんだけどね…」
「じゃあなんで行かないのー?誘えばいいじゃん!」
誘える勇気があるならとっくに誘ってるっての!でも、前誘ったけど、断られたんだよね。
「誘いたいけどさー…。できるのかなー?ちゃんと…」
「柚衣!その発言エロい!」
「な!やめてよ!」
こんな日常を毎日送っている。
『横山くん。花火祭り行かない?』
帰って早々メールした。
10分後。
『あー。ごめん。もう約束しちゃって…』
あ。ほらね?横山くん人気だし、もっと前から誘っときゃ良かったな。でもまぁ、どっちにしてもダメだったかも…。
『そっか!ならいーや!』
私、舞と行こー。