暁天の星



彼らに近づき、まずは声をかけてみる。




「……こんばんは。」



最初は愛想良く振る舞う。




ピアスは…、してる…。

蛇だ……。




わたしの存在に怪訝そうな顔を向ける彼ら。




「なんか用?」



なんか用?じゃねえよ。





「何してるんですか?」



こっちもこっちでシラを切る。





「え、なになに?女の子が1人でどうしたの?てゆうか暇?俺らと遊ばない?」



1人が寄ってきた。人懐っこい笑顔を向けてくる。
なんか…雰囲気が犬っぽい。






「怖がらなくても大丈夫。楽しいコトだから♪」




そう言って、わたしの腰に手をまわす。
手つきが気持ち悪い。






はあ。




「キミ、ずっと暗くて見えなかったけど、顔も可愛いし?……抱き心地も良さそう。」




耳元でそう言うと、サーっと首筋を指でなぞった。






そんな時。



奥で1人座っていた、親玉みたいな奴が立ち上がった。優雅に構えやがって、ムカつく。