暁天の星



今嘘をついたところで、また電話がくればどうせバレることだし……。



とゆうか下手に嘘なんてついたら、徹底的に潰される…!





『ま、電話で問いただしたところで埒あかねえから。また今度ね。』




まずった…………。




完全に明は気づいてる。


学校をサボってることも、今日泊まる家なんてないことも。




明は日中家にいないはずだ。
だとしたら、リカかリュウが電話に出たとしか考えられないから、あいつらにも俺が学校行ってないって伝わってんのかな。



ま、いんだけど。






「わかった。」

『……ハル。気をつけて帰ってこいよ。』

「ん。」

『何かあればすぐ言えよ?』



うん。




『じゃあ、おやすみ。』




おやすみ。



切れた電話を見つめた。
はあ。本当に今日どうしようかな…。





と、考えていたとき、コンビニの入り口から入ってくるグループに目が止まる。



あ。





「お?ハルじゃん。」



向こうも気づいてくれたらしい。




「久しぶり〜〜。」

「お前何してんの?」



手をヒラヒラ振ってこっちに寄ってくる。




こいつらに会えたのはラッキーだ。
1番安全だし。




「今日行く宛てなくて。泊めてくんない?」




今晩の宿、無事ゲット。