「チビ達は?寝た?」
リュウに目を閉じたまま話しかける。
「寝た。あ、ハルが友達の家に泊まるって。」
またか。
別にいいけど。
「アイツ〜〜。ちゃんと学校行ってんの?最近まともに会ってねえ。」
「さあ…。知んねえけど。でも学校から電話かかってくっからな〜。」
は………?
龍平の一言に目を開け背もたれから上体を起こした。
「は??まじで?」
「え、明知らねえの?ハルの担任からの電話。」
「いや、今初めて聞いた。」
「まじかよ。最近よくかかってくるらしいよ。」
はあ〜〜???
あの野郎。何しでかしやがった。
「要件は?知ってる?」
「そこまでは聞いてねえな。保護者いないって言ったらまた掛け直すの繰り返し。」
「ふーん。ハルに電話かける。」
「え、今?」
「もち。」
ポッケから携帯を取り出して、ハルに電話をかけた。


