「海藤の席は佐藤の席の隣だ!!あの窓側の一番後ろの席だ!!!」


はあー?!私の隣??気まずいじゃんかあ~~…


私はクラス中の女子に冷たい目で見られた…


ひえー!!!女ってこわッッッ(A)



キーンコーンカーンコーン…


あ!!チャイムだ♪ラッキー!!


「りぃ~くぅ~」


お!!さっそくユリがよってきた。


「誠くんかっこよすぎじゃない?!」


「身長も大きいよね!!」


「好きな子いるのかな~??」


クラス中から色んな声が聞こえてくる。


「そこまでかっこぃぃかなあ~~」


「まさか陸?!誠くんもかっこよくないとか言うんじゃないでしょうね!?」


「かっこよくないとは言ってないけど~…普通かな…」


「だから陸は彼氏ができないのよ!!!」


お~衝撃の一言だ…


「ま、いっか♪ライバル減るし~♪」


「え??ユリ本当に海藤って人狙うの?!」


ユリは脚が長くて真っ黒なさらっとした髪をしてて目がクリクリで…


もう可愛いとしか言いようがないヶド…


「今回は手ごわいんじゃない??」


「ここはユリちゃんにまっかせなさーい★」


「あはは…」


キーンコーンカーンコーン


「ユリ!!チャイムなったよ!!席戻りな~♪」